<発達共助連のご案内>内容
☆基本理念・目的 ☆ネットワークケア ☆発達支援と環境調整
☆共助と自助 ☆DSの重要性 ☆活動内容と狙い
☆組織と連員構成 ☆連の歩み ☆入連問い合わせ
病院、カウンセリング現場、学校、家庭が閉ざされ気味の壁を取り払い、それぞれが有機的に連携するようサポートすると共に、そうした個々の現場では実現困難な諸活動の実践を通じ、子どもたちが<生き物としての力>を取り戻せるようなケアのあり方を「ネットワークケア」と呼んでいます。
従って、発達共助連の諸活動は、全てネットワークケアの一環といえます。直接的な院外カウンセリングだけではなく、各種野外活動、勉強会、懇親会などもそれぞれに必要なネットワークケアの一環なのです。

不登校、LD、AD/HD、自閉症、摂食障害などさまざまな「こころの問題」を抱える子供たちは、外見が健常なだけに、社会から理解されにく、不当に扱われるという側面があります。多くの教育現場でも、このことは当てはまります。
共助連は、こうした「こころの問題」を抱える子供たちへの対処は、まず、医療機関における“チーム医療”による誤りのない診断と治療が欠かせないと考えています。同時にそれ以上に必要なのが、日常的に子供たちと接触し、日常的療育場面を演出し得る「地域(地縁に限らない)のもつ治療・教育資源をネットワークし、共助によって積極的に“治療場面”を創造する発達支援自助団体」との連携・協力の下に、個別療育プランを策定することです。
そして、その発達支援自助団体が医療現場、教育現場、家庭など子どもを取り巻く環境をコーディネートして、個別療育プランを実行すると共に、集団の力で療育していくのが、あるべきネットワークケアの姿であると考えています。

発達共助連は、不登校児夜発達障害の子どもたちの療育には、子どもたちを取り巻く環境調整が極めて重要との観点から、医療現場と教育環境を含む地域との連携にるネットワークケアを提唱しています。したがって、医療現場との連携を重視しています。
発達共助連は、2002年春まで旧・国立大蔵病院成育心理外来との連携し、共に歩んできました。同病院は、旧・国立小児病院と統合され、2002年3月、国立成育医療センター(以後“成育センター”、成育医療分野の日本におけるナショナルセンター)として、再スタートを切りました。同センターが掲げている「チーム医療の拡充、こころの問題に配慮した医療の展開、地域と連携した医療」をはじめとした諸理念は、発達共助連が理念として掲げ、実践してきたネットワークケアの方向そのものでもあり、同センターからは、スタート時より、旧大蔵病院に引き続き、連携を要請されてきました。
そして、2002年10月、発達共助連は、同センターこころの診療部と「子どものこころのケアにおける地域との連携」についての共同研究という形で連携協力を開始し、2005年3月の最終レポートまで、3年間共同研究を実施しました。

現在は、必要に応じ、当該医療機関に出向き、児の療育についてすりあわせを行うという方針をとっています。

もちろん理解のある医療機関とはいつでも提携関係に入る用意があります。